終戦記念日を迎える今、何を感じるか
――“当たり前の生活”の重みを、いま改めて考える
2025年8月15日――
今年も「終戦記念日」がやってきます。
静かに黙祷を捧げる日。
でもその1分間が終わったあと、私たちはすぐにスマホを開き、SNSを眺め、コンビニでコーヒーを買って、ふだん通りの生活に戻っていきます。
その“日常”こそが、どれだけ特別なものなのか――
いま一度、立ち止まって考えるタイミングかもしれません。
平和とは「守られていることに気づける力」
平和は、目に見えないものです。
空襲もなければ、爆弾の音もしない。徴兵もなく、誰かの命令で命をかけることもない。
でもその“静けさ”は、数千万人の犠牲と努力の上に成り立っている。
- 銀行にお金を預けられる安心
- 保険に入れば、病気や死亡時に守られる仕組み
- 毎日、蛇口をひねれば水が出る
- コンビニで当たり前にご飯が買える
- 親が子どもを抱きしめ、眠れる夜がある
こうしたすべては、「平和」という土台があるからこそ成り立っているのです。

昔、“食べ物があるだけでありがたい”って母に言われて、子どもの頃はピンとこなかった。でも今は、ほんとそうだなって思います。平和って、“意識しないと気づけない幸せ”なんですよね。
「お金を守る」という選択肢があること自体が、平和の証
戦時中は、そもそも「守る」ことすらできませんでした。
- 預金は封鎖され、新円に切り替えられ
- 配給制で自由に買い物もできず
- 投資も貯金も、命さえも選べなかった
今、私たちには“選択肢”があります。
貯金が出来る、投資が出来る、保険を選べる、資産を分散できる。契約を断れる。
「守る」という行動が取れる。それが、どれだけ大きな自由が今我々の手にあるのかということを忘れがちです。
そう考えてみると、自分たちの無駄遣いがいかに愚かなんだろう、と思う良いきっかけかもしれませんね(笑)
終戦記念日は「二度と戦争をしない」と誓う日。
そして同時に「いまの平和を次世代にどう残すか」を考える日。
その方法のひとつが、“暮らしを守る行動を、ふだんから積み重ねること”です。
- 家族とお金の話を隠さない
- 情報を見抜く力を育てる
- 信頼できる相談相手を持つ
これら全部、マネーシールド的な行動です。
つまり、「お金を守ること」もまた、“平和の継承”につながっているのです。
戦争が奪ったのは、命だけじゃなかった
歴史をひも解くと、戦争が奪ったのは命だけではありませんでした。
- 銀行預金の封鎖、1946年の新円切り替え
- 極端なインフレで、モノの価値が暴騰
- 空襲で家や土地を失った人々
- 食糧不足と配給制
- 「戦争未亡人」や「孤児」となった家族
戦時中、「自分の財産を守る」ことなどできなかった。
むしろ、国家や社会の都合によって資産を一方的に奪われる時代でした。
現代の“戦争”は、お金と情報を狙ってくる
いまの日本に空襲も徴兵もありません。
けれど、“別の形の戦い”が、私たちの財布とスマホを狙っています。
- 特殊詐欺(親を装う・警察を装う・市役所を装う)
- 「高齢者におすすめ」と称する悪質な保険や投資
- 情報弱者を狙ったLINEマルチや詐欺アプリ
- 偽サイトや偽通販
- 違法すれすれの訪問セールス
つまり今は、「銃ではなく言葉と契約書で戦う時代」。
しかも、その多くは身近な“普通の生活”のなかに潜んでいます。

僕自身、詐欺にあって数千万円失いました。“まさか自分が”って思ってるときほど、危ないんですよね。
マネーシールドは、現代の“平和維持装置”
このブログの名前をマネーシールドとしていますが、マネーシールドの意味は、「お金を守る盾(シールド)」であり、「心と命を守るライフガード」でもあります。
では、実際にどんなことを意識すれば良いのでしょうか?
マネーシールド的な平和の守り方
- 知らない電話には出ない/折り返さない
- 大きなお金の決断は、必ず家族と共有する
- 親と「もしもの時」の話をしておく(信託・後見制度など)
- 情報を“自分で調べる力”を子ども世代に教える

“守られる立場”から“守る立場”になったいま、僕は“仕組みで守る”ことが何より大事だと実感してます。
命とお金を守ること、それが今できる“平和の継承”
終戦記念日は、「あの時代の苦しさを忘れない」ための日。
でも同時に、「今の時代に何ができるか」を考える日にしてみませんか?
軍服を着て銃を持たずとも、私たちは“戦わずに守れる方法”を持っています。
それが、知識であり、意識であり、仕組みです。
そしてそれこそが、マネーシールドの本質です。
「未来の世代が、だまされずに生きていける社会」
それが、いまの私たちがつくれる“平和”のかたちかもしれません。
それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました!