こんにちは！ローラです。
保険業に15年関わっている私ですが、今日は保険の仕事について書きたいと思います。
■始めたきっかけ
保険の仕事を始めたきっかけは、毎日一定の収入を得る必要があったからでした。
何故かというと、リーマンショックで会社を閉めたパートナーに再起してほしかったからです。
■求めた仕事の条件
①世の中がどうなっても倒産しなさそうな会社
②支払が遅れることがなさそうな業界
③苦手なこと
④研修がしっかりしている(未経験でも勉強すればできる)
⑤長く続けることが出来る仕事
⑥やれば昇給し安定する
①と②は世の中と生活の事情によるところが多いのですが、③苦手なこと を理由に選ぶ方は少ないかなと思います。
苦手なことをするより得意なことを伸ばす方が成功しやすいのではないかと思います。
■選んだ理由
当時の私の苦手なことは、お金の計算とか税金とか社会保険とか万が一のこととか、「義務的で面倒くさそうなお金まわり」と「営業」でした。
お金に関しては、稼げばいいと思っていたし仕事をしていたら遊びに連れて行ってもらえたので困らないと思っていました。税金や社会保険のことは勝手に引かれるもので、万が一のことは何も考えていませんでした。
営業に関しては、接客は経験してきたものの、性格的に合わないので絶対にやりたくないと思っていました。
なのに何故選んだのか？というと、
私が営業が出来て義務的で面倒くさそうなお金まわりのことを分かっていれば、パートナーは会社を閉めるまでに至らず済んだのではないか？ということと、今からでも身につければ役に立てる時が来るんじゃないか？と考えたことです。
しかし、友人知人に営業したり飛び込み営業みたいなことは絶対にやりたくなかったため、結果としてお客様窓口のルート営業的な部署に入社しました。
■保険のおばさん
業種が保険だったのは、上記の条件以外に、会社を閉める直前まで来ていた営業が保険のおばさんだったからです。
スケジュールが変動的で徹夜が当たり前の仕事だったため、そのおばさんとのアポイントもろくに守れませんし、保険の約款とか説明をされても細かすぎて分かりませんでしたが、でも何回も来ていました。
仕事がなくなるので保険を解約することになった時、保険の仕事をしないかと誘われたのが何となく頭に残っていたのもあるかもしれません。
何回も来ていた時は「面倒くさいな」と思っていたのに保険の仕事を始めていました。
ただ、知り合いのつての仕事で大変な目に遭った経験(紹介した側として)があったため、続けられるか分からない仕事に紹介で入ってすぐに辞めたら余計に迷惑がかかると思ったので、違う会社に入りました。
ただ、始める前に、せめてもと思い報告をしに行きました。
すると、保険のおばさんは一言、「尊い仕事を選ばれましたね」と仰いました。
■保険の仕事を始めて
私は、その一言に重みを感じました。と同時に、「重い仕事を選んでしまった」と思いました。
浅はかだったのではないか？
営業が始まる前にやめた方がいいのかも知れないなどの考えも頭をよぎりました。
結果として、私はその会社で13年勤めることになりました。
しつこいとか不要だとかネガティブな見方をされることも多い保険ですが、たくさんの人が加入しています。
実際に会ってみると…
入ったきりでどうしたらいいか分からないまま放置になって困っている人
「何も変わってない」と言われたものの、いざ会ったらメンテナンスが必要な部分がいっぱいあった人
窓口に来てこちらの話を色々聞いて「もっと早くに相談すればよかった」と言う人
一人一人に会うと色々なことが見えました。
嫌な人もいましたが、その時は仕事が忙しそうだとか背景の事情があり、いい人の方が多かったです。
保険をきっかけにお客様の仕事やご家族の話を聞いて、時にはお会いして、色んな家族のカタチを見ることで、私は結婚や家族への考え方が変わりました。
私の両親は不仲で、私は結婚も出産もしたくないし、したら不幸になると思っていました。
でも、家族仲良しなところもたくさんあるんだ。
私も自分の在り方次第でいい家庭が作れるのかも知れない。そう思ったとき、はじめて結婚願望が生まれました。
夫とは喧嘩もたくさんしましたが、ずっと仲良しです。
保険の仕事をすることで、いやでも勉強するのでお金まわりの知識はつきましたし、人への接し方もだいぶ変わりました。そして魂を成長させてもらい、心から感謝しています。
大変なことも多いですが、保険の仕事をして本当に良かったと思っています。
さらなる成長を求めて13年勤めた会社を辞めてから試行錯誤の毎日を続けていますが、一生、保険に関わっていたいと思っています。
ということで、私たちはこの仕事に誇りと覚悟と責任をもって取り組んでいます。
保険の見直しやご相談は公式ラインからご連絡くださいね！
また、保険のお仕事にご興味のある方もぜひご連絡ください。
それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました！
